スポンサード リンク

 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

11月6日放送の「相棒12」第4話の、ゲストと詳細なあらすじを紹介します。

関連記事:
相棒12 第1話「ビリーバー」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!

相棒12 第2話「殺人の定理」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!

相棒12 第3話「原因菌」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!
相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!
相棒12 第6話「右京の腕時計」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!

スポンサード リンク

第4話のサブタイトルは「別れのダンス」。

今回はボールルームダンス(社交ダンス)にまつわるお話です。

 

社交ダンスといえば、1996年の映画「Shall we ダンス?」の大ヒットのおかげでかなり知名度は上がりましたが、まだまだご存知ない方も多いのではないでしょうか?

童話「シンデレラ」等に出てくる「舞踏会」の踊りをイメージして頂ければ問題無いと思います。

中世ヨーロッパやファンタジーを舞台にした物語でよく見かける
「お嬢さん、良ければ僕と一曲踊りませんか?」
というやつです。

男女2人がペアになり、ワルツやタンゴ等の音楽に合わせて男性がアドリブで動きを考え、女性を導きながら踊ります。
今日ではボールルームダンスの技術を競う競技ダンスの大会も開かれますが、今回のお話は競技ダンスのペアを巡る愛憎劇です。

 

ボールルームダンス競技会のスポンサー企業が、過去に華々しい成績を残した一組のダンスペアを解消させ、女性だけ別の男性とペアを組ませようとしたところ、その話を進めていたスポンサー企業の社員が殺害されます。

捜査が進む中で二転三転する容疑者。

最後に浮かび上がったのは意外な人物でした・・・。

ゲスト

若林久弥

 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

競技ダンス大会スポンサー企業の社員・茂手木役で出演します。
あるダンスペアの解消話を進める最中に何者かに殺害されます。

●若林久弥さんのプロフィール

生年月日 1973年1月31日(40歳)
出生地 東京都
身長 174 cm
血液型 A型
職業 俳優・声優
活動期間 1994年 -
所属 劇団青年座

若林久弥さんは、俳優の若林豪さんの三男です。
お父さんの本名は「森武久明」ですので、久弥さんも恐らく芸名だと思われます。

若林さんは舞台俳優出身ですが、1994年頃からテレビドラマにも脇役で出演し始め、1998年からは声優にも挑戦しています。
アニメ「名探偵コナン」にも声優として出演したことがあります。

バラエティ番組にもしばしば出演していますが、少し変わったキャラとトーク力で話題になっています。

仕事は少ないらしく、最近まで運送屋でアルバイトをしていたそうです。

実は相棒シリーズには、シーズン9の1話・2話でも別の配役で出演しています。

大澄賢也

ohsumi 150x150 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

過去に国際大会でも優秀な成績を残したダンスペアの片割れで、ベテランダンサーの須永肇役で出演します。

近頃はスランプに悩んでおり、パートナーに対して心苦しく思っているようです。

スポンサー企業の意向によりパートナーとのペアを解消させられかけますが、彼の心境は如何に・・・?

●大澄賢也さんのプロフィール

生年月日 1965年10月26日(48歳)
出生地 静岡県浜松市
身長 177 cm
血液型 A型
職業 俳優・タレント・ダンサー
活動期間 1983年頃 – (ダンサー)
事務所 GOD PHOENIX

大澄さんはダンサー出身のベテラン俳優です。

1989年、無名のダンサーとして活動していた頃に女優の小柳ルミ子さんと結婚し話題になり、一躍表舞台に駆け上りました。

近年も舞台・映画・ドラマ・バラエティ番組への出演や、ミュージカルの振り付け考案等、非常に精力的に活動しています。

今回はダンサーとしての経験を生かした配役のようですね。

陽月華

hiduki 150x150 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

須永のダンスペアのパートナー・今宮礼夏役で出演します。

スポンサー企業からも実力を買われており、カップル解消後に新進気鋭のダンサー・芳川と新たにペアを組まされることが決まっていました。

スポンサード リンク

彼女は須永のスランプに不満を持っており、表向きはカップルの解消を了承していたと言いますが・・・。

●陽月華さんのプロフィール

本名 梅津洋子
生年月日 1980年9月2日(33歳)
出生地 東京都足立区
身長 164 cm
血液型 O型
職業 女優
活動期間 2000年 -
事務所 スペースクラフト

元宝塚歌劇団宙組のトップ娘役(女性役)です。

2009年に退団後、芸能事務所スペースクラフトに入所し、ドラマを中心に活躍している女優さんです。
CMやバラエティ番組にしばしば出演している他、FMラジオのパーソナリティ等も勤めています。

最近では、ドラマ「ガリレオ」のシーズン2にゲスト出演していましたね。

宝塚ではダンスが必須ですし、入団前からダンス(バレエ)の経験があり、今回の配役は少なからずそれらの経歴が影響しているようです。

廣瀬大介

hirose 150x150 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

今宮が須永とのカップル解消後に、新たにカップルを組むことになっていたボールルームダンス界の若手ホープ・芳川役で出演します。

彼も別のパートナーとカップルを組んでいますが、今回の件で解消することになっています。

●廣瀬大介さんのプロフィール

生年月日 1991年6月1日(22歳)
出生地 東京都
身長 176 cm
血液型 B型
職業 俳優
活動期間 2010年 -
事務所 メインキャストプロダクション

2010年から活動を開始した若手俳優です。

その中性的な顔立ちからか、中高生のファンを中心にアイドルの様な扱いを受けることもあります。
(昨年はAKBと合コンをしたということで、ひどく叩かれていました)

ミュージカル『テニスの王子様』シリーズへの出演で人気を博しました。

これからの活動に注目です。

万里紗

marisa 相棒12 第4話「別れのダンス」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

芳川とペアを組んでいるダンサー・遥子役で出演します。

芳川が今宮とカップルを組むことによりカップルを解消することになっていました。

ラテンへの転向を考えていた彼女は、今回のカップル解消の件に乗り気だといいます。

●万里紗さんのプロフィール

生年月日 1990年11月19日(22歳)
身長 158 cm
出生地 神奈川県
職業 女優・タレント
活動期間 2000年 -
事務所 アルファエージェンシー

ジュニアアイドル経験もある女優さんです。

10歳でハリウッド女優に憧れて芝居の世界に飛び込んで以来、夢を追いかけて様々な努力を続けています。

将来ハリウッドでやっていく為か、英語もものすごく堪能で英語でのスピーチ全国大会優勝経験もあります。

高校時代には一度芸能活動を中断し、ミュージカル部にて一から基礎を学びなおし、卒業後に芸能活動を再開されたという経緯もあります。

大学でもカルチュラル・スタディーズと視覚芸術批評等、学問として芸術や文化を学び、卒業研究は紀要掲載にも選ばれたほどです。

2011年には話題の舞台劇『レ・ミゼラブル』に出演しました。

彼女もこれからの活躍が楽しみですね。

あらすじ

1

警視庁特命係の巡査部長・甲斐享(成宮寛貴)は、相棒の杉下右京(水谷豊)らと共に、恋人・悦子(真飛聖)が参加するボールルームダンス競技会の観戦に来ていた。

悦子のカップルは予選で早々と敗退してしまうが、悦子の勧めで決勝前に行われるプロのデモンストレーションを観ることになる。

デモンストレーションを行うのは、悦子曰く”若くて上手くてイケメンの男の子”、芳川という新進気鋭のダンサーらしい。

2

芳川らのデモンストレーションが済み、続いて2006年の全英選手権で4位に入賞したベテランカップル、須永と今宮がデモンストレーションを行う。

しかし、デモンストレーションの途中で二人は転倒し、須永が脚を痛めてしまう。

3

表彰も終わり帰ろうとする右京らだったが、ヨツバ電気産業の社長が何やら慌てている場面に出くわす。

どうやら茂手木という社員を探しているらしい。
その後行われる重要な打ち合わせで使用する書類を彼から受け取るはずだったが、見つからないという。

そこに居合わせた今宮が、茂手木から「役員控室で仕事をしている」と電話があったことを告げる。

4

右京らが、社長らと共に役員控室に向かうも鍵が掛かっており、呼んでも出てこない。

鍵を開けて中に入ると頭部を殴られ殺害された茂手木の遺体が見つかる。

5

享が現場の状況を署に報告する。

  • 被害者は、ヨツバ電気産業の法務部 コンプライアンス推進室室長・茂手木文彦。
  • 被害者の携帯には、17:10に今宮への発信履歴が残っていた。
  • 今宮の証言によると、電話の内容は「役員控室にいるので競技会が終わったら声を掛けて欲しい」というものだった。
    どうやら役員控室で茂手木が仕事をすることはよくあることらしかった。
  • 被害者の財布からは紙幣のみが抜き取られており、一見物取りの犯行に見える。
  • ドアには鍵が掛かっていたので、犯人は窓から侵入して窓から脱出したと考えられる。

6

鑑識の米沢(六角精児)によると、被害者の死因は後頭部を殴られたことによる脳挫傷、凶器は鈍器のようであるが見つかっておらず、死亡推定時刻は15:30から17:30だという。

被害者は17:10に今宮に電話した後、17:30までの20分間で殺害された、と享は推測する。

7

右京らは、警視庁から駆けつけた捜査一課の伊丹(川原和久)らと共に、ヨツバ電気産業社長と今宮から事情を聞く。

  • 社長の話によれば、同社は本年度からボールルームダンスを積極的にサポートする方針を打ち出しており、茂手木には選手との契約事務等を任せていたという。
  • 社長が会場に着いたのは16時直前。
    その後18:30の表彰式まで、ダンスフロアの役員室内で待機していたという。
  • 今宮は15時過ぎに会場に到着。
    その後控室で準備をしながら待機、17時にデモンストレーションのダンスを披露。
    デモンストレーション後に控室に戻ったところで茂手木から電話が掛かってきたという。

8

翌日、享は気になることがあり恋人の悦子を呼び出して話を聞く。

気になった内容というのは、「なぜ悦子が観る事を勧めたプロのデモンストレーションは、日本を代表するの須永らカップルのものではなく、若手の芳川らカップルのものだったか」ということである。

悦子によるとその理由は、須永らは確かにかつて素晴らしいダンスを見せ悦子もファンだったというが、ここ数年は国内の大会でも全く結果を残せて居らず、近々カップルを解消するのではないかと考えていたからだった。

9

右京はヨツバ電気産業社長から再び話を聞く。

社長によると、競技会の最後に須永の引退と、芳川と今宮で新たなカップルを作ることを発表する予定だったという。

カップル解消によるトラブルは無かったのか右京は問うが、その辺りのやり取りは全て茂手木に一任しており社長は関知していないという。

10

鑑識・米沢の話では凶器は表面が平らな鈍器で、四角い箱状の何かだという。

被害者の遺体が見つかった役員控室の床には血痕がほとんど見つかっておらず、更にひとつ気になる事実が明らかになる。

今宮の証言によると、被害者は役員控室で仕事をしていたはずだが、現場に残されていた被害者のノートPCにはバッテリーも電源コードも装着されていなかったという。

つまり、被害者は仕事をしていたはずなのだが、ノートPCは使えない状態にも関わらず現場のテーブル上に、あたかもそれまで被害者が使っていたかのような形で残されており、非常に不自然であるという。

それは、犯人により偽装されたことを意味する。

11

右京が今宮から話を聞こうとするが、今宮は何も嘘を付いていないと言い張る。

そこで右京は、須永とのカップル解消について何も感じていないのかと問うと、今宮はこう答える。

「社長からカップル解消の話を聞く前から須永とのカップルを解消するつもりだった。ボールルームダンスでは、男が全てを決めないと、女は一歩も踏み出すことはできない。しかし、今回の解消話については、自分から一歩踏み出そうと思った。だから今回の話は、自分にとっても渡りに船だった。」

そして、そんな自分が担当の茂手木とトラブルになるはずは無いとも主張する。

12

一方、享は須永から話を聞く。

須永もカップル解消に不満を感じていなかったという。

何しろ、ここ数年全く結果を残せて居らず責任を感じていたし、年齢的にも引退を考えなければならない頃である。

何よりも今宮のことを考えると、若くて才能のある芳川とカップルを組んだほうが絶対によく、自分に彼女の可能性を摘む事はできないと話す。

更に須永はこう続ける。

彼女とは直接カップル解消の件について話し合っていないが、彼女とダンスをするなかで彼女が自分のリードに満足していないことも分かっていた、と。

須永は社長や茂手木を恨んではいなかった。

13

署に戻った右京と享は須永が殺害した可能性も考えてみるが、彼が17時過ぎにデモンストレーションで転倒した後、痛めた足を引きずって役員控室に向かい犯行に及ぶのは非常に難しいように思えた。

14

右京と享は、芳川と、そのカップルの相手である遥子に話を聞くため、芳川らが所属しているダンススクールを訪れる。

遥子もカップル解消については前向きに捉えているらしい。

彼女はラテンへの転向を考えており、一方で芳川も国際大会優勝を目指せるほどの実力をもつ今宮とカップルを組むことになり、非常に楽しみだという。

 

続いて右京が、事件当日須永や今宮に変わった様子は無かったか問うと、遥子が気になることを話す。

今宮は事件当日、いつも使用している髪飾りと違うものを付けていたという。

その後、右京らがデモンストレーションの映像と過去の競技会の映像を見比べると、確かに今宮は違う髪飾りを身に着けていたことが判明する。

16

右京は何かを確かめる為、デモンストレーションが行われたダンスホールで、須永の行ったダンスの動作を自ら再現する。

そして、須永が転倒した地点で何かに気が付く。

その後なぜか突然舞台袖に向かう右京に享と、競技会関係者が付いて行く。

右京は舞台袖に着くと、デモンストレーション時はその場に何が置かれていたかを競技会関係者に問う。

競技会関係者によると、デモンストレーション時にはなにも置かれていなかったが、その直前までは競技会の表彰用トロフィーが置かれていたという。

そして、ひとつのトロフィーの台座にヒビが入っており、そのトロフィーを受け取った入賞者から交換して欲しいとの申し出があったという証言も得られる。

17

件のトロフィーを鑑識に掛けると茂手木の血痕が見つかり、凶器が判明する。

そのトロフィーは、16時以降役員席に運ばれ、誰からも見えるところに置かれていたという。

つまり、犯行が行われたのは16時以前ということになり、死亡推定時刻と照らし合わせると、15:30から16:00の間に殺されたことになる。

トロフィーを凶器に選んだということは、突発的な犯行で、恐らく殺害現場はトロフィーが置かれていた舞台袖であると考えられる。

しかし、そうなると今宮が17:10に茂手木から電話を受け取ったという証言や着信履歴と食い違うことになる。

 

そうこうしているうちに、トロフィーから指紋が検出される。

それは、須永のものであった。

 

さらに、鑑識の米沢から気になる事実が明かされる。

茂手木の携帯電話発着履歴を確認すると、このひと月程、茂手木はある信用調査会社と頻繁にやり取りしていたという。

18

右京と享は茂手木と信用調査会社とのやり取りについて、ヨツバ電気産業社長に話を聞く。

茂手木はコンプライアンス推進室という部署に勤めていたことから、右京は彼が資金援助対象者の身辺調査を行っていたのではないかと社長に問う。

すると社長はこんな内容を話す。

同社がボールルームダンスに資金援助をする方針を打ち出して以来、同社に不審なメールが届くようになり、その真偽を確かめる意味でも茂手木に調査をさせていたという。

 

19

トロフィーから須永の指紋が見つかったということで須永から事情を聞くと、あっさり彼が茂手木を殺害したことを認める。

しかし米沢の調べで、犯行現場に今宮の髪飾りの破片が残されていたことを知った右京は、須永が今宮を庇って嘘をついている事に感づく。

須永に本当のことを話すよう右京が説得すると、須永は真実を話し出す。

20

事件当日、16時過ぎにフロアの様子を見に舞台袖を訪れた須永は、そこで茂手木が死んでいるのを発見する。

茂手木の手には今宮がいつも身に着けている髪飾りが握られており、今宮に疑いが掛かると考えた茂手木は彼女を庇う為に偽装工作を行う。

茂手木の手に握られていた髪飾りを持ち去り、遺体を役員控室に隠した。

しかし須永は、今宮には動機が無いとし、彼女が犯行を犯したとは考えていないと話す。

21

右京と享は、茂手木が信用調査会社に調べさせた調査結果を須永に見せ、今宮には犯行の動機があったのではないかと問う。

調査結果報告書には、過去に通信販売会社を経営していた今宮の父親が、出資法違反により逮捕されたという内容が記されていた。

「今宮は、これによりヨツバ電気産業からの資金援助が中止されると考え、調査結果が会社に報告されるのを防ぐ為に茂手木を殺した。」

右京は、今宮の父親の過去を知っていた須永がこのように考え、今宮を庇ったのではないかと須永に迫る。

22

伊丹らは今宮から聴取を行う。

今宮が17:10に茂手木から電話を受けたというのは嘘ではないかと迫るが、今宮は話すことを拒否する。

23

右京と享は今宮が茂手木から受けたという電話に疑問を持つ。

彼女が茂手木の携帯電話を使って自作自演したのだとすれば、その目的が分からない。

右京は、その秘密を解く鍵が、デモンストレーション時の転倒にあるのではないかと考え、デモンストレーション時の映像を何度も見返すが、やがてある事に気がつく。

24

伊丹らを通じて、デモンストレーションが行われたダンスホールに今宮と須永を呼び出した右京と享は、そこで推理を始める。

まず、須永が茂手木の遺体を役員控室に運んだと証言した際の内容を振り返る。

その証言によると、確かに須永は役員控室に遺体を隠したことは話したが、茂手木が直前まで仕事をしていたという風な偽装工作については触れなかった。

右京らが遺体を発見したときには現場に居合わせることのなかった須永が、その偽装工作を知らないということは、別の誰かが行ったということである。

そしてその偽装工作を行ったのは今宮であると右京は考えていた。

彼女が茂手木からの電話を騙った理由は、デモンストレーション後も茂手木が生きていたということにしたかった、ただそれだけの為である。

そうすれば、デモンストレーションで脚を痛めた須永に容疑が掛かることは無くなると、今宮は考えたのではないかと右京は推理する。

つまり、今宮は須永が茂手木を殺害したと考え、それを庇う為に偽装工作を行ったのだった。

25

そこに享を通じて呼び出した芳川と遥子が現れる。

右京は二人に対して、デモンストレーション時の須永と今宮のダンスを再現して欲しいと依頼する。

芳川と遥子はダンスを開始するが、デモンストレーション時に須永が転倒した地点で遥子が突如何かに驚いてダンスを中断する。

それは、その場所から舞台袖、つまり茂手木が殺害された現場の辺りが見えるためだった。

そして、その場所には右京があらかじめ置いておいた、犯行時に使われた凶器のトロフィーが置かれており、遥子はそれを見て驚いたらしかった。

26

そこで右京らは、デモンストレーション時に須永が転倒するきっかけになったものを明かす。

それは、舞台袖の犯行現場に残された茂手木のノートPCだった。

デモンストレーションの前に茂手木の遺体とブリーフケースを役員控室に隠した須永だったが、舞台袖で須永が殺されたことを示す重要な証拠を残したままである事に気付き、動揺して転倒したのだった。

 

本来転倒するような場所でないところで転倒した須永に疑問を抱いた今宮は、そこで辺りを見回し、須永がなぜ転倒したのかを理解した。

デモンストレーション後に舞台袖に向かった今宮は、そこで茂手木のノートPCを見つける。

そのノートPCを発見したことで須永が転倒したのだとすると、須永と茂手木の間に何かトラブルがあったのではないかと考え、今宮は茂手木を探した。

そして役員控室で死亡している茂手木を発見し、須永の犯行だと誤解した今宮は偽装工作に及んだのだった。

27

伊丹らはそこで右京に疑問を投げかける。

今宮が茂手木を殺したと考えた須永は、遺体を控室に隠した。

一方、今宮は須永が茂手木を殺したと考え、偽装工作を施した。

彼女の父親の過去の犯罪歴を隠すため、彼女が茂手木を殺害したと考えていた伊丹らは、須永と今宮がお互い庇いあっているだけで殺害はしていないということを知り、どういうことか右京に問う。

 

すると右京は、社長から確認していたひとつの事実を語る。

それは、今宮の父親の犯罪歴は、資金援助のコンプライアンス的に問題は無いと結論が出ており、彼女が茂手木を殺害する動機はなかった。

しかし、会社が信用調査を始めるきっかけとなった不審なメールからある推理を導く。

28

そのメールは「犯罪者の娘のスポンサーになって大丈夫ですか?」というタイトルで始まっていた。

つまりメールの送り主は、ヨツバ電気産業が今宮・芳川カップルのスポンサーに付くことを事前に知っており、且つ、二人のカップル成立を妨害した人物である。

それに該当するのは、遥子であると推理する。

メールの送信元も既に調査済みで、芳川と遥子が所属しているダンススクールにあったノートPCだということが判明している。

遥子は否認するが、先程のダンスで遥子がトロフィーを見ただけで驚いてダンスを中断したことを右京が指摘し、本当は芳川とのカップルを解消したくなかったのではないかと問うと、遂に犯行を認めるのだった。

29

殺害時の状況はこうだった。

 

舞台袖で遥子は、芳川と今宮のカップル成立を妨害する為ヨツバ電気産業にメールを送っていたが、コンプライアンス的に問題は無かったということを茂手木から聞かされる。

問題無しだということに納得できない遥子は茂手木に迫るが、茂手木はむしろ遥子が行った、密告や脅迫紛いのメール送信のほうが問題だと突っぱねる。

茂手木はさらに、その事についてボールルームダンス協会に報告すると答える。

そんなことをされれば、ダンスを続けられなくなる。
そう考えた遥子はそこで突発的にカッとなり、その場にあったトロフィーで茂手木を殴ってしまった。

そして、今宮を逆恨みした遥子は彼女に罪を被せるため、彼女の楽屋から髪飾りを盗み出し、遺体の手に握らせたのだった。

30

殺す気は無かったと泣き出す遥子は、署に連行される。

 

その場に残された今宮は、右京の推理でひとつ間違いがあったことを指摘する。

それは、今宮が須永の犯行に気付いたのは転倒したときではなく、デモンストレーションを行う為に組んだ瞬間だという。

その時、須永が何か深く傷ついて苦しんでいると感じたのだった。

そして、そんな須永のために何かしてあげられることはないかと考えていると、勝手に体が動いてしまったのだという。

 

カップルを解消する自分なんかのために、なぜそんなことをしたのかと問う須永に、今宮はこう答える。

「曲が終わり手と手が離れるまで何があってもパートナーは、リーダーが導くままに一緒に進む。それがボールルームダンスでしょ?」

そう言い残し今宮は連行されていく。

 

31

残された須永に、右京は自分の考えを話す。

今宮は以前、
「ボールルームダンスでは、男が全てを決めないと、女は一歩も踏み出すことはできない。」
と話していた。

彼女はもしかすると、カップル解消の話が出たとき須永に引き止めてもらいたかったのではないか、と。

そして須永も連行されていくのだった。

-了-

まとめ

今回は事前情報どおり容疑者が二転三転し、なかなか推理のし応えがあるお話でしたね。

長年連れ添ってきた須永と今宮は、最早ダンスのみの利害関係を超え、お互いを想い合う夫婦のような関係になっていたのでしょうね。

いくつもの勘違いから複雑化した事件でしたが、二人の絆が確認されたことはひとつの救いになったような気がしますね。

須永や今宮が行った偽装は立派な犯罪行為ですが、どうにも憎めないですよね。

 

それにしても、遥子の醜さのみがただただ際立っていましたね(笑)

それでは。

 放送を楽しみに待っている方も、見た方も見逃した方も
一言コメントをいただけると嬉しいです。

コメント入力欄はページ末尾にありますので
ぜひご利用下さい。


このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事のトラックバック用URL