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 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

11月13日放送の「相棒12」第5の、ゲストと詳細なあらすじを紹介します。
(ネタバレ注意!)

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第5話のタイトルは「エントリーシート」。
今回は就職活動にまつわるお話です。

就職活動中の女子大生が、一流商社の入社面接を受けた後、公園の遊歩道で変死体となって発見されます。

捜査が進むに連れ、事件当日の彼女の行動や周辺に不審な点が多数見つかります。

彼女は一流商社の面接の前に別の証券会社に出向き、既に決まっていた内定を辞退したようです。

そして内定辞退の後、着ていたリクルートスーツを新品のものに着替え、一流商社の面接に臨んだことも判明します。

どうやら一流商社に合格する為の面接テクニックだったようですが・・・。

(詳細なあらすじは後述)

ゲスト

岩田さゆり

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就職活動中の女子大学生・北川奈月役で出演します。

一流商社の面接を受けた後、不審な死を遂げます。
どうやら彼女の携帯電話には、ここ最近何度も非通知で着信があったようです。
更に、面接の直後には彼女と何者かが口論をしていたことも判明します。

彼女は自分の就職のために、誰かの恨みを買っていたのでしょうか・・・?

●岩田さゆりさんのプロフィール

生年月日 1990年7月21日(23歳)
出生地 静岡県(現伊豆の国市)
身長 163 cm
血液型 A型
職業 女優、ファッションモデル、歌手、タレント
活動期間 2004年 -
所属 スペースクラフト

元々は小・中学生向けファッション雑誌「ラズベリー」のモデルとして活動していました。

2004年に「3年B組金八先生」シーズン7に出演し、女優デビューしました。

歌手としても活動しており、シングル4枚、アルバム3枚等をリリースしています。
特に、2005年にリリースされた、自身で作詞したアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマ「Thank You For Everything」がスマッシュヒットし、一時期話題となりました。
なお、現在は音楽活動を中止しています。

芸暦9年程ですが事務所の力もあり、ドラマ・映画・CMと複数の分野でかなり数の作品に出演しています。

今年に入って5本目のドラマ出演です。

斉藤祥太

saito 150x150 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

奈月の元カレ・紀平役で出演します。

一ヶ月ほど前に奈月と別れたばかりのようですが、別れてからは一度も彼女と会っていないといいます。
事件当日のアリバイが曖昧で、当初疑いが掛かりますが、彼が以前彼女から聞いていた情報から捜査が進展します。

●斉藤祥太さんのプロフィール

生年月日 1985年11月18日(27歳)
出生地 神奈川県横浜市緑区
身長 170 cm
血液型 AB型
職業 俳優、タレント
活動期間 2000年 -
所属 ムーン・ザ・チャイルド

斉藤祥太さんは、斉藤慶太さんとの双子で有名ですよね。
祥太さんの方が兄に当たります。

 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

2000年にドラマ「キッズウォー2」でデビューして以来、コンスタントにドラマ出演を中心に活動しています。

主役や準主役級の役が多く、華のある俳優さんです。

近年はバラエティ番組にも多く出演しています。

バイクが趣味で、ブログでは頻繁にツーリングに行ったことを記事にしています。

近野成美

konno 126x150 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

奈月の親友・高林真理役で出演します。

お互い就職活動が忙しく、近頃は顔を合わせていなかったと言います。

彼女は奈月と一緒におそろいのリクルートスーツを買ったはずなのですが、見つかった奈月の遺体は別のスーツを着用していました。

その後、彼女にも奈月同様非通知での電話が掛かってきますが・・・。

●近野成美さんのプロフィール

生年月日 1988年9月18日(25歳)
出生地 愛媛県新居浜市
身長 155 cm
血液型 B型
職業 女優、タレント
活動期間 2001年 -
所属 エイベックス・マネジメント

2001年、中学1年の時に「avexオーディション2001」で2万人の応募者の中からベストスマイル賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りします。

2002年4月から約1年、子供向けバラエティ番組「おはスタ」にて日替わり女子アシスタント「おはガール」を勤め、おはガールによって構成されるアイドルグループ「フルーツポンチ」のメンバーとしても活動していました。

その後2004年に、ドラマ「仔犬のワルツ」で役者デビューして以来、女優として非常に精力的に活動してきました。

最近ではドラマ「半沢直樹」のシーズン2や映画「へルタースケルター」にも出演していましたね。

実は少林寺拳法黒帯です。

古川九一

 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

 

一流商社「四菱商事」の社員・真田役で出演します。

事件当日、奈月の面接を担当します。
彼女の話はとても臨場感があり、面接は合格だったようです。

果たして彼女が使った面接テクニックとは?

●古川九一さんのプロフィール

生年月日 1970年11月9日(43歳・放送日時点)
出生地 埼玉県
身長 170 cm
血液型 A型
職業 俳優
活動期間 1987年 -
所属 office ASOBO

古川さんは1987年、高校在学中に大友克洋原作である「SO WHAT」で映画デビューしました。

以後、ドラマ「はいすくーる落書2」「ひとつ屋根の下1・2」「愛しあってるかい」「妹よ」等に出演、CMやPVにも数多く出演している俳優さんです。

最近は舞台出演が多く、老人、少女、ゲイ、即興芝居等など、常に新しい役柄へ挑戦しつづけています。

剣道3段の腕前で殺陣も得意だそうです。

小久保寿人

 相棒12 第5話「エントリーシート」 ゲストとあらすじを超詳しく紹介!【ネタバレ注意】

一流商社「四菱商事」の社員・後藤和人役で出演します。

真田と共に、奈月の面接を担当します。

実は奈月とは初対面ではなかったようです。

●小久保寿人さんのプロフィール

生年月日 1984年11月4日(29歳)
出生地 愛知県
身長 177 cm
血液型 B型
職業 俳優
活動期間 2006年 -
所属 ジェイエフシーティー

2006年、舞台「黄金バット2006」でデビューしました。

その後、いくつかの人気ドラマ・映画に出演しますが、基本的にはチョイ役が多いです。
演技力は高いらしく、蜷川幸雄から随分買われているようです。

ここ3年程CMへの出演が目立っています。

それよりも、先月宮沢りえとの熱愛疑惑で話題になりました。

これからの活躍に期待です。

あらすじ

1

リクルートスーツ姿の学生で溢れる雑踏を、警視庁特命係係長・杉下右京(水谷豊)が歩いていると、誰かが財布を落とす姿を目にする。

右京は財布を拾い上げ人ごみに向かって落としたことを呼びかけると、学生達は各自自分のかばんの中身の確認を始め、やがて一人の学生が自分のものだと名乗りでる。

右京は彼女に財布を返すが、リクルートスーツ姿の群集に疑問を抱く

2

特命係のオフィスで右京は、相棒の巡査部長・甲斐享(成宮寛貴)にその疑問を投げかけていると、偶然通りかかった組織犯罪対策部の角田(山西惇)が話に割り込んでくる。

角田は右京の話の中の「リクルートスーツ」という単語に反応したようで、前日に起きたばかりの事件の話をしているものと勘違いしていた。

 

その事件とは、リクルートスーツ姿の女子大生の変死体が見つかったというもの。

右京と享は、鑑識の米沢(六角精児)から更に詳しい話を聞く。

3

右京と享は米沢から以下の情報を得る。

  • 亡くなったのは就職活動中の女子大生・北川奈月。
  • 前日の晩に公園内の高い遊歩道の下で死亡しているのが見つかる。
  • 死因は脳挫傷で、死亡推定時刻はその日の18時から20時、遊歩道から落ちて死んだようであるが、今のところ事件か自殺かの判別が付かない。
  • 奈月が持っていた手帳によれば、事件当日の16時半から一流商社「四菱商事」の面接を受けたようである。
  • 奈月が住んでいたマンションの管理人によれば奈月はその日10時前には出かけており、面接の前の行動はハッキリしない。
  • 奈月が死亡時に着ていたリクルートスーツの背中部分には仕付け糸が付いたままになっていた。
  • 奈月の携帯電話の着信履歴には、最近番号非通知での着信が頻繁にあった。

4

右京と享は、奈月が住んでいたマンションの部屋を捜査する。

享はそこで奈月の彼氏の写真を見つけるが、右京は別のことが気になっているらしかった。

奈月の手帳によれば、彼女が就職活動を開始したのは半年程前であるが、彼女が死亡時に着ていたリクルートスーツは仕付け糸が付いたままになっていた。

半年間も着ていて仕付け糸が付いたままというのは考えられない為、少なくとももう一着スーツを持っているはずだと右京は推測するが、彼女の部屋からはスーツが見つからない。
右京はそのことが気掛かりだと言う。

すると、その話を聞いていたマンションの大家が事件当日朝、奈月とあった時の話を始める。

どうやら彼女がマンションを出た際には、スーツに仕付け糸など付いていなかったらしい。

5

捜査一課の伊丹(川原和久)は奈月の親友・真理の下を訪れ、聞き込みを行っていた。

真理によれば、お互い就職活動が忙しく、奈月とは近頃会っていないという。

 

そこに右京と享が現れる。

 

伊丹らは真理に、紀平幸一という男の写真を見せ面識がないか尋ねる。

真理によれば、紀平は奈月と最近まで付き合っていたそうだが一ヶ月ほど前に別れたらしい。

6

伊丹らは聞き込みを終了し帰路に着くが、右京は更に質問を続ける。

大家の話などから、事件当日に奈月はスーツを買い換えていたらしかったが、そのことについて何か知らないかと問う。

しかし、真理と奈月は就職活動を開始する際に一緒に同じスーツを買っており、その後のことについては知らないという。

当然真理のスーツはまだ着ることが可能で、同じ時期に買った奈月のスーツが買い換えなければならないほど傷んでいたとは考えにくかった。

7

その時真理の携帯電話に着信があり、真理は電話に出る。

どうやら面接を受けた会社からの結果通知だったらしく、内定は貰えなかったようである。

しかし、右京は着信があった際の彼女の携帯電話の表示に興味を示す。

表示は「非通知設定」となっていた。

 

その事を真理に尋ねたところ、普通結果通知の電話は非通知で掛かってくるもので、理由は学生から後で電話を掛け直されないようにする為であるらしい。

その為、就活生にとっては非通知の電話は大事なものだという。

 

では、奈月の携帯電話に頻繁に掛かってきていた非通知の電話も同様に、企業からの合否結果通知だったのだろうか・・・?

8

次に右京らは、伊丹らと共に奈月の元カレ・紀平の下を訪ねる。

伊丹が紀平と奈月が別れた原因を問うと、紀平は経緯を話し始める。

 

紀平はバイトをしながら芝居をやっているが、就職活動に明け暮れる奈月とのすれ違いが多くなった。

どうやら彼女は「四菱商事」のような一流企業に入ることしか考えていないようで、紀平は付いていくことが出来なくなり別れたという。

 

伊丹は続いて事件当日のアリバイを紀平に尋ねるが、その日は芝居の台詞を暗記する為自宅に篭っており、アリバイは証明できないという。

9

伊丹らと紀平の話に右京が割り込む。

紀平は話の中で「奈月は四菱商事のような一流企業にしか興味がなかった」と言ったが、調べによると奈月はこれまでに様々な企業の面接を受けていたらしかった。

右京はそのことについて何か心当たりはないかと紀平に問う。

紀平によると、奈月は複数の企業の面接を、一流企業の面接の練習の場としていたらしい。

あくまでも第一志望は四菱商事で、他の企業は滑り止めだったという。

10

右京と享は四菱商事に出向き、奈月の面接を担当した社員・真田と後藤から話を聞く。

面接のとき彼女に変わった様子はなく、むしろはきはきとして受け答えもよく、面接は合格だったという。

しかし、彼女は既にいくつか他の企業から内定を貰っていることを明かしていたそうだ。

 

右京はそこまで聞くと、話を脱線させてしまう。

面接では何が合否の判断材料になるのか真田に問う。

真田によれば、一番重視するのは学生時代に何を行い、そこから何を学んだか、ということだという。

 

ちなみに、後藤は「東南アジアで行った井戸掘りのボランティア」について話したそうだ。

そして、奈月は「国際学生フォーラムの立ち上げ」について話したという。

11

右京と享は四菱商事からの帰路に付くが、右京はまだ奈月がリクルートスーツをいつ着替えたのかが気になっているようだった。

その時伊丹らが現れる。

どうやら四菱商事の監視カメラに、奈月が面接後誰かと言い争っている姿が映っていたようで、それを確認しにきたという。

 

右京らは伊丹らの後を追い、再び四菱商事のビル内に戻る。

12

監視カメラの映像を確認すると、奈月と言い争っているのは真理であった。

そして、映像の中の奈月のスーツには仕付け糸が付いているのも見て取れた。

奈月がスーツを着替えたのは四菱商事の面接を受ける前であることが判明する。

13

右京らは伊丹らと共に真理の下を訪れる。

四菱商事での口論の内容を尋ねると、真理は躊躇いながらも話し始める。

 

奈月は四菱商事の面接を受ける前にも複数の企業から内定を貰っており、真理が入社を希望していた「東山証券」という企業にも合格していた。

しかし、奈月は四菱商事以外行く気はなく、真理のチャンスを奪ったにも関わらず内定を辞退していた。

真理はそれが許せず、口論に発展したという。

どうやら四菱商事の面接の直前に東山証券を訪れ、内定辞退の申し出を行ったらしい。

14

一度右京と享は特命係のオフィスに戻り、奈月が受けた各企業に提出したエントリーシートの内容を確認する。

それによると、学生時代に行った活動の内容が企業ごとに異なっており、「語学留学」「文化祭実行委員」「企業のインターンシップ」「レストランでのホールスタッフのアルバイト」など、就職面接でのアピールのために様々な活動をしてきたことが見て取れた。

15

右京と享は、奈月が内定を辞退した東山証券を訪れ、彼女の面接を担当した社員から話を聞く。

彼女は他にもいくつかの企業から内定を貰っていると話し、明るい様子だったという。

そして、内定を辞退させて欲しいと申し出があったので、それを了承したそうだ。

彼女のスーツに仕付け糸が付いていたかどうかまでは見ていないという。

16

右京と享は東山証券のビルの外に出るが、享は東山証券の社員の話に疑問を持つ。

普通、内定辞退の申し出を行う際に明るく振舞うことなど出来ないのではないかと考える。

 

しかし右京は別のことに気を取られたようで、ビルのそばにあった紳士服販売店に入っていってしまう。

17

その店の店員に奈月の写真を見せると、確かに彼女はこの店に来たという。

つまり、東山証券を出てすぐそばにあったこの店を訪れたということである。

 

その時の彼女は非常に急いでいるらしい様子で、購入したスーツをそのまま着用し、それまで来ていたスーツは紙袋に入れて持ち帰ったという。

18

奈月はスーツを購入した後、そのまま四菱商事を訪れているはずなので、紙袋に入ったスーツは四菱商事最寄り駅のコインロッカーに預けられていると右京は推測する。

しかし、彼女の所持品にロッカーの鍵はなかった。

右京らはひとまず駅のコインロッカーを眺めるが、そこで鍵のいらないロッカーを発見する。

それは、携帯電話に搭載されているICにより認証するタイプであった。

 

すぐに鑑識の米沢に奈月の携帯を届けさせ、ロッカーの認証を行ってみたところ、見事にロッカーが空き、彼女のスーツが見つかる。

そのスーツにはシミが付いており、その匂いからどうやらカフェオレのものらしかった。

 

また、米沢から新たな手がかりが見つかったことも知らされる。

奈月の遺体の爪には、衣服の繊維が付着しており、犯人と争った際についた可能性もあるという。

19

奈月は東山証券のビルを出た足ですぐそばの紳士服販売店からスーツを購入していた。

つまり、スーツのシミは東山証券を訪れた際に付けられたものである可能性が高い。

そう考えた右京らは、再び先程の東山証券の社員の下を訪れる。

 

彼を問い詰めると、奈月が訪れた際にカフェオレを彼女に向けて浴びせたことを認める。

上からは優秀な新入社員を採るようプレッシャーをかけられ、新人採用のために多額の時間と費用をかけている。

更に、彼女は面接時に東山証券が第一志望だと話していたのに、内定を辞退した。

それらのことが相まって、激昂してカフェオレを浴びせたという。

 

理由はどうあれ、その行為は暴行罪に当たるとして右京はその社員を諭すのだった。

20

奈月のスーツからもうひとつ手がかりが見つかっていた。
スーツのポケットには「ミナガワ就職面接塾」と書かれたお守りが入っていたのだ。

さっそく右京らはその塾を訪れる。

 

そこで、物語冒頭右京が財布を拾った相手の女子大生と再会する。

彼女によれば、この塾で教わる内容は非常に有効で、エントリーシートの書き方から面接の応対まで、就職活動に必要なテクニックを身に着けることが出来るという。

 

次に右京らは講師から奈月の話を聞く。

四菱商事面接の前々日、奈月は塾を訪れ講師にアドバイスを求めたという。

その時講師は、四菱商事の面接ではボランティア活動の経験をアピールするのがとても有功だというアドバイスをしていた。

なんでも、四菱商事の社長は、家族の影響でボランティアに積極的で、以前到底合格するレベルではなかった生徒が面接でボランティアの経験を話したところ、見事合格したそうだ。

 

奈月は以前海外ボランティアに参加したことがあるそうだが、それを面接で話すことに何かためらいがあるようだった。

21

塾からの帰路に着く右京らであったが、奈月がどのエントリーシートにも海外ボランティアのことを書いておらず、四菱商事の面接でもそれを話さなかったことに疑問を持つ。

海外ボランティアの件について話を聞く為、右京らは奈月の実家を訪れる。

 

彼女の家族によれば、確かに奈月は以前海外ボランティアに参加していた。

帰ってきた彼女は、とてもいい経験ができたと満足げに話していたという。

22

右京らは家族の了承を貰い奈月の部屋を調べる。

彼女の部屋には、外国人との文通の手紙が残されていた。

他に、ボランティアに参加した際に撮られた複数の写真も見つかる。

その写真のひとつに、奈月の元カレ・紀平の姿も写っているのを発見する。

そして、右京らはその写真から、もうひとつある事に気が付く。

23

その頃、伊丹らは奈月の携帯に何度も掛かってきていた非通知電話の発信者を特定する。

発信者は紀平であった。

 

早速伊丹らは紀平の下を訪れ問い詰める。

紀平は、奈月からバカにされたことが許せず、嫌がらせのために何度も非通知での電話をかけていたという。

ひと月ほど前、紀平は自分が出演する舞台を見に来るよう奈月を誘ったところ、奈月は就職活動が忙しいから行けないと断った。

当時奈月は既に複数の内定を貰っており、紀平にとっては彼女がそれ以上何を必死に頑張るのかが理解できず、それを彼女に話した。

すると彼女はその言葉に反発し、芝居を続ける紀平に向かって「最初からスタートラインにも立っていない幸一にそんなことを言われたくない」と言い放った後、別れを切り出したという。

 

確かに紀平は嫌がらせを行ったが、彼女を殺したりはしていないという。

伊丹はそれを信じないが、そこに右京と享が現れ、彼の無実を保証すると言う。

24

右京はまず、紀平がボランティアに参加した際の話を聞く。

紀平は、そういう経験も役者にとってプラスになるとの考えで参加し、そこで奈月に出会ったという。

しかし、右京らが本当に聞きたいのは、そのボランティアに参加していた他の人間のことであった。

25

右京らは再び四菱商事を訪れる。

そこには、女性と親しげなメールを交わす後藤の姿があった。

右京と享は後藤から話を聞く。

26

右京はまず、社長がボランティアに積極的だという件について確認する。

就職面接塾講師の話によれば、社長の家族がボランティアに関心がある為、社長もその影響でボランティアに熱心なのだと言う。

後藤はそれについて認め、面接でボランティアのことを話せば有利に働く可能性はあると話す。

 

右京は次に、後藤が自身の面接の際に井戸掘りのボランティアの話をした、という件を再度問う。

確かに社長はそのボランティアの話に興味を持ち、後藤は入社できたようであった。

しかし、実はそれだけではなく、右京らの調べによれば後藤は現在社長の娘と交際中、近々結婚の噂まであるという。

社長の娘もまたボランティアに強い関心があり、後藤のボランティア経験に興味を持ったのが交際のきっかけであると享は推測する。

27

しかし、そこで奈月が面接の際にボランティアの経験を話さなかった件について、その理由を後藤に問う。

後藤は動揺を見せながらシラを切るが、奈月の部屋から見つかったボランティアの参加者の写真を見せられる。

 

その写真には、後藤と一緒に多数のボランティア参加者の姿が映っていたが、後藤以外は皆同じバンダナを巻いており、後藤だけが明らかに浮いていた。

それについて紀平から聞いた話を享が語る。

実は後藤はボランティアの一員ではなく、当時偶然その場を訪れていただけの旅行者だった。

後藤はそこでボランティア参加者から井戸掘りの話を詳しく聞きたがり、参加者は話して聞かせていた。

 

右京はそこでこう推理する。

後藤はそこで聞いた内容を、あたかも自分の体験談かのように四菱商事の入社面接で話、入社に成功した。

ところが数年後、ボランティアの参加者であった奈月が入社面接に現れた。
しかも、一次面接は合格だという。

後藤にとっては、奈月がそのまま入社を果たしてしまうと、自分が嘘をついて入社したことがバレる可能性が常に付きまとうことになる。

嘘がばれれば、会社に居られなくなる上、その嘘がきっかけで知り合った社長の娘との縁もたち切れになってしまう。

それを阻止する為、奈月が入社しないよう動き、結果殺害に至った。

28

後藤は証拠がないとして容疑を否認するが、奈月の爪から犯人の衣服の繊維らしきものが見つかったこと、それと事件当日の後藤が着ていた服を照合すればすぐに犯行がバレると、享はカマを掛ける。

後藤はついて犯行を認めるのだった。

29

後藤は、当初面接から帰宅する奈月に、就職を諦めるよう迫っただけだった。

しかし奈月は頑なにそれを拒み、絶対入社すると言って聞かなかった。

 

後藤は確かに社長の娘と結婚する予定だった。

それなのに、奈月が存在する限り自分は一生びくびくしながら過ごさなければならない。

そこで逆上した後藤は、発作的に遊歩道から彼女を突き落としてしまった。

30

そんなことで奈月を殺した後藤に享は怒りを顕にし、押し倒して更に殴りつけようとするが、居合わせた刑事に押さえられる。

泣き崩れる後藤に、右京はこう諭す。

「たとえ嘘がばれなかったとしても、あなたは幸せになれなかったと思いますよ。偽りで始まったものは、その後もずっと偽りの人生でしかないのですから。」

後藤はそのまま連行されるのだった。

31

それでも享は、ひとつの疑問を感じていた。

奈月が面接でボランティアのことを話さなかった件についてである。

 

右京はこう推測する。

奈月の部屋に残されていた文通の手紙は、カンボジアの少女とのものであった。

少女からの手紙には、自分の村では飲み水にも困るほど水不足に喘いでいるという内容が書かれていた。

どうやら奈月は、就職活動の為ではなく、その少女のためにボランティアに参加したらしかった。

一流企業への就職の為だけに様々な活動をしてきた彼女だったが、少女の為に役に立ちたいという純粋な気持ちで参加したボランティア活動を就職活動に利用したくなかった。
もし利用してしまえば、その時の純粋な気持ちまで失われてしまう。

すべてを就職に捧げてきた彼女だからこそ、その気持ちだけは大切にしたかった、と。

 

だが、右京はそういった彼女の考えは根本的に間違っていたと話す。

就職面接がその人間の本質を見極めるものであるのなら、純粋な気持ちで行った彼女の行動こそ堂々と話すべきだった。
その姿こそ彼女そのものだったのだから。

32

享は食卓で恋人の悦子(真飛聖)に話す。

特命係の仕事は自分がなりたかった刑事像とはどこか違う、と。

 

同じ頃、享の父・峯秋(石坂浩二)と右京は小料理屋「花の里」で会い、享のことについて話していた。

峯秋は享がなぜ警察官という仕事にこだわるのか、分からないでいた。

きっと、享のことを警察官にしたくない自分への嫌がらせのつもりだと考える。

しかし右京はそれを否定する。

それは、以前享から聞いた話によるものだった。

 

享は、最初警察官になる気はなかった。

警察庁次長である父・峯秋のコネで入ったと思われるのが目に見えていたからである。

その為就職活動を行い内定まで貰っていたが、そこで間違いに気付いたという。

父が警察の重役であるからといって、自分が本当にやりたいことを諦めるのは間違っている。

そういう思いから、残りの期間がギリギリのなかで何とか公務員試験の勉強して警察官になったのだった。

 

つまり、享は純粋に警察官になりたかったのだった。

その話を聞いて峯秋は満足げに笑うのだった。

-了-

 

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