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 『明日、ママがいない』スポンサー降板続出の理由を分かりやすく解説。打ち切りなるか?不買運動の恐怖。

1月からスタートした、日テレ系で放送の連続ドラマ「明日、ママがいない」。

劇中に登場する「赤ちゃんポスト」を設置する熊本の慈恵病院やら、児童養護施設の団体である全国養護施設協議会やらが相次いで抗議を行い、放送中止や内容改善を求めたそうですが、日テレ側は意に介さずといった感じで、強気な発言と共に予定通り放送を続行することを宣言したそうです。

ところが22日放送の第2話では、早くも主要スポンサー企業の名前がクレジットから消えており、内3社に至ってはCMも放送されませんでした。

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こちらの記事「愛菜ドラマ「スポンサー離れ」「CM大挙撤退」の異常事態(東スポweb)」によれば、エバラ食品とエネオス(JX日鉱日石エネルギー)については、広報担当者からクレジット表示・CM放送共に控える事が明かされたそうです。

またキューピーについても、取材時には協議中としながらもクレジット表示・CM放送共になく、前述2社と同様の措置を取っているようです。

民間放送局とスポンサーの関係

さてさて、民間放送の仕組みとして、スポンサーからの資金提供は絶対になくてはならないものです。

スポンサー企業は特定の番組の「枠」を買い、その番組内で提供企業としてクレジットに名前を出してもらったり、放送枠内で自社のCMを流してもらいます。(あるいは番組中に自社製品を取り上げて貰う場合もあります)

企業としては、視聴者にCMを見てもらったり、名前を出してもらうことでで商品の売上が増加するとからスポンサーになるわけです。

放送局側からすれば結局、番組を製作・放送する理由はスポンサー企業の広告塔を作る為に他ならず、その広告塔にスポンサーが付かなければ採算が取れません。

皆さんもよくご存知だと思いますが、これが民放の仕組みです。

3社のCM放送中止が意味する事

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上で解説したとおり、スポンサー企業からすればスポンサー料(広告費)の対価としてCMを流してもらったりすることで最終的に収益が増加するからスポンサーになるわけです。

それなのに今回の件では3社がCM放送中止・クレジット表示無し、という措置を取っています。

これではスポンサー料を払う意味が全くなく、今後このドラマのスポンサーを続けていく可能性は限りなく低いと見て間違いありません。
すなわち「スポンサーの降板」です。

なぜCMを放送しないのか

エバラ、エネオス、キューピーの3社がCM放送を控えた理由は、CMを放送するよりは損害が少ないと判断したからでしょう。

今のところこのドラマを擁護する声も多いものの、数多くの抗議が寄せられているのも事実です。

しかも、その抗議の中には放送中止を求めるものまで含まれています。
にも関わらず、日テレはそういった抗議を真っ向から突っぱねています。

そうすると、このドラマに反感を抱いている人達は次にどのような行動に出るでしょうか。

前述のとおり、民放の番組というのは完全なる広告塔であり、スポンサーが付かなければ放送を中止せざるを得ません。

つまり放送を無理やり中止させたい場合には、スポンサー企業に大きな不利益を与えてスポンサーを降りるように仕向ければ良いということになります。

まず最初はスポンサー企業への抗議から始まるでしょうが、それは実質的にはスポンサー企業に実害はなく、いわば牽制のようなものです。
抗議を受けていることが報道されれば企業イメージの低下にも繋がりますし、この前に待ち受けている事態が予想されますので、一定の効果が期待できます。

ただし、これでもスポンサー企業が折れなかった場合、抗議者達は次の動きに出るでしょう。
それが「不買運動」です。
そのスポンサー企業の商品・サービスを一切利用しない、という抗議活動ですね。

スポンサー企業からすれば、収益を増やすために番組のスポンサーに付いているので、逆に収益が減少するという事態は本末転倒であり、絶対に避けたいところです。

尤も、視聴率が十分に取れている番組であれば、たとえ多少イメージが落ちようとも、それ以上の広告効果が期待できる場合もありますので、その辺りは見極めによって降りる企業・降りない企業が分かれます。

また、多くの抗議を受けている番組のスポンサーに付いている時点で世間のイメージは低下するとの考え方もありますので、番組に抗議が寄せられた段階でスポンサーを降りてしまう企業もあります。

あとは、スポンサー企業から放送局への抗議としてスポンサーを降りるケースもありますが、今回のケースでは単純にイメージの低下を恐れて降りたように見えます。

まとめ

ネットユーザーの意見を見ていると、どうやら今のところ擁護派が多数を占めているように思います。

視聴率も13%程度ということで、数百万人は視聴していると考えればそれなりの広告も期待出来そうです。

あとはスポンサー企業の考え方次第になりますが、今後視聴率が激減したり、反感を抱く人が増加していけば、不利益を恐れて次々に降板していく事態は想像に難くありません。

スポンサー企業3社の実質降板により、早くも「打ち切り」という事態が現実味を帯びてきましたが、果たして最終回まで逃げ切れるのかどうか・・・。

それでは。


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