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 山崎豊子の全小説作品のあらすじ

本日9月29日、小説家の山崎豊子さんが心不全で亡くなられました。

88歳だったそうです。

 

「白い巨塔」「運命の人」「山河燃ゆ」など数々のヒットドラマの原作となった作品を手がけられているので、ご存知の方も多いかと思います。

今回は、山崎さんの小説作品のあらすじをまとめてみました。

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山崎豊子全小説作品

暖簾(1957年)

映画化1回、ドラマ化1回(横堀川)
淡路島から大阪に出てきて昆布商人としてのし上がった吾平と、戦争で全てを失い、店を再興させるために奮闘する吾平の息子、親子二代の物語。

 

花のれん(1958年)

映画化1回、ドラマ化3回(「花のれん」2回、「横堀川」1回)
戦前の大阪が舞台。
上方(大阪・京都周辺)の寄与席や大阪商人の世界を、商売一筋に生きた女性の半生を通して描く。

 

ぼんち(1959年)

映画化1回、ドラマ化2回(ぼんち、横堀川)
大阪・船場の足袋問屋・河内屋の主人は喜兵衛だったが、番頭上がりの婿の為、祖母・きのと母・勢似の力は絶対だった。
一人息子の喜久治は母と祖母の薦めで砂糖問屋高野屋から弘子を嫁に貰うが、母と祖母がいびって追い出してしまう。
それから喜久治の女遍歴が始まる・・・

 

しぶちん(短編集)(1959年)

ドラマ化1回(死亡記事以外の各作品)
以下、収録作品。

船場狂い

舞台は大阪。
土佐堀川、東横堀川、西横川、長堀川に囲まれた「船場」と呼ばれる地帯の傍で生まれ、将来その船場で活躍することに憧れる一人の女性の奮闘物語。

死亡記事

新聞会社で華々しいキャリアを歩んでいくある一人の男性。
彼は魅力的な外見を持っていたにもかかわらず、独身を貫いていた理由とは・・・。

持参金

平凡な28歳男性の下に、莫大な持参金ありの縁談が舞い込んでくる。
怪しみながらも相手の女性と何度か見合いをするうちに判明する事実とは・・・。

しぶちん

「しぶ万」とあだ名される大阪商人の人生の物語。
「しぶちん」とは「渋い人」の意で、ケチな人のことを指す大阪周辺の方言。

遺留品

紡績会社社長が飛行機事故で死亡するが、遺留品に「ドライミルク」があった為、「社長に隠し子がいたのではないか」と社内で噂が立つ。
社長秘書があらぬ噂を払拭するため調査を開始する。

 

女の勲章(1961年)

映画化1回、ドラマ化2回。
ファッション界を舞台に、服飾デザイナーを目指す大庭式子が虚栄心をもつ3人の女弟子達と欲望をめぐる八代銀四郎との中で、女の生き方を描く。

 

女系家族(1963年)

映画化1回、ドラマ化4回。
大阪・船場が舞台。
老舗木綿問屋「矢島商店」は、代々娘が婿養子をとる女系家族。
社長の死亡により壮絶な遺産争いが勃発するが、最後には意外な人物が相続することに。

 

花紋(1964年)

ドラマ化1回。
早世した女流歌人は生きていた?
旧家の総領娘の秘められた恋と数奇な運命をたどる

 

白い巨塔(1965年-1969年)

映画化1回、ドラマ化5回。
医療過誤をめぐる、患者の遺族と医療ミスを犯した大学病院教授との熾烈な医療裁判を扱った物語。

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仮装集団(1967年)

映像化なし。
大阪勤音(勤労者音楽同盟)に所属している素晴らしい企画力を持った流郷正之は、同僚達が密かにフラクション会議を開いているのに疑問を感じ、背後に隠れた政治的な動きを探り始めるが・・・。

 

華麗なる一族(1973年)

映画化1回、ドラマ化2回。
阪神銀行の頭取・万俵大介の暗躍で、大同銀行を吸収合併するまでの物語。
その裏で展開される、万俵大介の家族の悲劇を描く。

 

不毛地帯(1976年-1978年)

映画化1回、ドラマ化2回
物語は終戦直後の日本から始まる。
陸軍中佐を勤めていた主人公が長期のシベリア抑留を経て辿っていく、数奇な半生を綴る。

 

二つの祖国(1983年)

ドラマ化1回(山河燃ゆ)。
日系2世でロスアンゼルスの日本語新聞社の記者・天羽賢治を主人公に、太平洋戦争によって日米二つの祖国の間で身を切り裂かれながらも、アイデンティティを探し求めた在米日系人たちの悲劇を描いた作品。

 

大地の子(1991年)

ドラマ化1回。
日本の敗戦後、ソ連軍の攻撃などにより祖父と母を失い、妹とも生き別れになった中国残留孤児・陸一心の波乱万丈の半生を描いた物語。

 

ムッシュ・クラタ(中・短編集)(1993年)

映像化なし。
以下、収録作品。

ムッシュ・クラタ

戦前・戦後、新聞社のパリ特派員を勤め、フランス文化をこよなく愛して「ムッシュ・クラタ」と呼ばれた男。
日本人の常識から逸脱した行動をとり、鼻持ちならないキザな奴と見られていた彼が、記者として赴いたフィリピンの戦場で示したダンディな強靱さを鮮やかに描く。

晴着

長患いしている夫を元気づける為に、夫が強い執着を持っていた晴着姿を見せようする女性の、愛と悲しみの物語。

へんねし

浮気が男の甲斐性と暗に認められていた時代、夫の浮気に寛容に見えた慎ましい妻が実は・・・。

醜男

見た目の醜さから苦労してきた男性の数少ない自慢できることは、美人な妻を持つことだった。
世間知らずな彼女との間に3人の子を作り、順調に生活していたが、ある時彼女が家でしてしまったことから悲劇が始まる。

 

沈まぬ太陽(1999年)

映画化1回。
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。
10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。
そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うが・・・。

 

運命の人(2009年)

ドラマ化1回。
日本3大新聞の一角を担う毎朝新聞の敏腕記者・弓成亮太は昭和46年春、日米の沖縄返還交渉に密約があることをかぎつけ、スクープを上げるため沖縄返還交渉の密約へと迫っていくが、その先には国家権力の壁が立ちはだかる・・・。

 

約束の海(2013年)

8月から連載中だった作品。
既に全20回の執筆済み。
旧海軍士官の父と海上自衛隊員の息子を主人公に、戦争と平和を問う。

 


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